2006年03月25日

彭羚『好好愛』

 彭羚の「一枝花」に続くソニー移籍後第二弾の國語版。


好好愛


 「一枝花」の流れるような歌い方と比べると、リズミックというかビートの効いた歌い方に当初は少し戸惑いました。
 言語の違いなのか、対象マーケットの違いのためなのか、私にはわかりませんが、一般的には國語の方がなめらかだと言われているように思うので、そういう作りを狙ったということなんでしょう。
 とはいえ、耳に馴染めばキャスはキャス。
 アコースティックなバッキングではもちろんのこと、バンドサウンドでも違和感なくこなすのはさすがの一言。あまりにも違和感がないので意識しなければそれまでなんですが、バラードやポップスをメインにする歌手がロック系の曲にアプローチすると、だいたいにおいてその手の曲が浮き気味になることを考えると、これは凄いことでは。
 また、リーホンとのデュエットも曲自体は普通の出来だと思うのですが、この二人の歌唱力の故に感動的な仕上がりに。

 そして、なによりもタイトルトラック「好好愛」の素晴らしさ。
 アコギとパーカッションだけのシンプルなバッキングにも関わらず、厚みを感じさせるビート感があるので、不思議に感じましたが、キャスのボーカルがリズムセクションの一部をも担っていることに気付きました。思えば、下手するともの凄く退屈な曲になってたかもしれないようなアレンジです。
 それらを考えると、全面に押し出された愛らしくも説得力のある歌声も含め、さらっと、仰々しくもなく演ってのけるキャスの力量の奥深さに今更ながら感嘆せざるをえません。
posted by Zhi-Hong at 10:56| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 中華POPS日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。